梨ばろっこ2024
第2日目 8月17日(土)
「個の表現へいたる道」
ボルファートとやま2Fチャペル
14:00 開演
13:30 開場
一般チケット:3,500円
チケットご予約・お問合せ
昔の人は音楽をどのように作り、演奏したのか?
楽しくひも解くトークコンサート
富山シティエフエム番組「ほッとする古楽〜梨ばろっこだより」〜地方で活動する古楽器奏者を訪ねて〜に出演してくださったご縁から、杉本周介さん、丹沢広樹さん、そして信州原村にお住まいの原謡子さんをはじめて富山にお迎えました。杉本周介さんの軽妙なトークととも原謡子さんの清涼感あふれるソプラノ、そして丹沢広樹さんの巧みな即興演奏で音楽の表現が時とともにどのように変化していったかを辿ります。
ポジティフ・オルガン、珍しい古楽器アルピコルドも登場します。
音楽は好きだけれど古楽のことはよく知らない、という方はぜひ!
もちろん、
これから古楽をもっと知りたいという人もぜひ!
このトークコンサートでみんな古楽通になりましょう!
演奏者紹介
杉本周介(Sugimoto Syusuke)
オルガン/アルピコルド
米国、スイスで作曲、チェンバロ、ピアノ、オルガンを学ぶ。16~18世紀の様々な鍵盤楽器を中 心に国内各地で演奏活動を行っている。古楽アンサンブル「コントラポント」、「山梨バッハアカデミー・バロックオーケストラ」その他多数の古楽アンサンブルで通奏低音奏者を務めてきた。バロック音楽がより親しみやすくなる楽しいトークコンサートを多数プロデュースしている。2020年軽井沢の修道院に設置されているオルガンによる CD「定旋律の煌めき」をリリース。2022年書籍「愛の森~十七世紀フィレンツェの愛の歌」を執筆。八ヶ岳の麓に在住。
原謡子(Hara Youko)
バロック・ヴァイオリン
東京学芸大学卒。主に中世、ルネサンス、バロックから古典派の歌曲を中心に演奏活動を行う。グレゴリオ聖歌とパイプオルガンとの交互唱、リュートソングや古楽アンサンブルなどでソリストを務める。また古楽歌唱とJazz演奏家との共演、ケルト民謡を演奏するなど活動の時代やスタイルの幅を広げて活動している。CD「雪下の水音」「鷲の羽音島」「The Scenery of Old Songs」を、草枕社よりCDBook『Selva d’amore]』をリリース。古楽歌唱を花井哲郎氏に学んだほか、故クラウディオ・カヴィーナ氏、ドロン・シュライファー氏らの指導を受ける。古楽・音楽企画運営事務局Musuca Rosetta代表。
丹沢広樹 (Tanzawa Hiroki)
バロック・ヴァイオリン
2000年より国内外で演奏、研鑚を積む。2008年「Cembalism」の録音に参加、翌年NHK-FMに収録曲で 生出演。同年「ソナール・カンタンド」での公演が月刊「音楽の友」誌にて『国内の年間コンサートベスト 10』に選ばれ、2010,12年ブレーシャ国際音楽祭に招 聘され演奏。12 年よりピアソラ 5 重奏団を複数主 宰。13 年より鍵盤奏者の杉本周介と八ヶ岳を拠点に古楽プロジェクトを定期的に発信。14 年「ソナ・カン」の初アルバム『ケルティック・バロック』をリリース。2015、17 年『コントラポントのヴェスプロ』の収録 に参加。2016年より横浜市、川崎市の事業を中心に室内楽シリーズ『楽壇の巨匠たち』を企画、発信。 2019 年、宗教曲として初の主催公演『Membra Jesu Nostri』を静岡音楽館 AOI で手掛ける。ルネサンス ~現代のジャンルを超越した奏法を実践する傍ら、幼児教 育から多数のオーケストラの指揮、指導を続ける。http://www.violinistan.com/