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ラジオ特設ページ
ほッとする古楽~梨ばろっこだより
アンサンブル30の安岡厚子がお届けする、富山シティエフエム番組「ほッとする古楽~梨ばろっこだより」から、地方で活動を続ける古楽器奏者(グループ、団体)の方々をリレー形式で紹介するコーナーです。このサイトでは放送終了した番組の一部を聴くことができます。
放送の最新情報はアンサンブル30のFacebookで見られます。
富山シティエフエム 77.7kHz
水曜 9時30分~10時30分
金曜 19時30分~20時(再放送)
日曜 10時~10時30分(再放送)
番組アーカイブ1へ 第1回~第13回
《2020年10月8日~2021年3月25日放送》
番組アーカイブ2へ 第14回~第26回
《2021年4月8日 ~2021年9月23日放送》
番組アーカイブ3へ 第27回~第39回
《2021年10月7日 ~2022年3月24日放送》
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(JCBAインターネット放送のサイトへ移行します)
最新の放送より 出演者ご紹介
《2021年10月7日~ 》
富山シティエフエム
11月1日(水)9:30~
大橋 麗実(おおはし れいみ) さん

同志社女子大学を卒業後渡仏。フランスで古楽の世界に魅了され、ヒストリカル楽器での演奏を始める。ポワティエ大学音楽学学科及び、l’Abbaye-aux-Dames de Saintes にて、古典派からロマン派の音楽の研究、歴史的奏法の研究を行い、修士課程を修了。在学中、ポワティエ大学ファウンデーションから奨学金を授与される。バロック・ヴァイオリンをサン・モール・ デ・フォッセ地方音楽院にて学び最優秀の成績で修了。ヴェルサイユ地方音楽院でも研鑽を積む。18 世紀後半のフランスの音楽や教育法にとりわけ関心を持ち、学びを深めている。これまでに、シャンゼリゼ管弦楽団、Les Folies FrançoisesCMBVをはじめとする数々のオーケストラやアンサンブルグループで演奏する。2019 年秋に帰国し、現在は関西、中部地方を中心に演奏活動と後進の指導を行う。音楽事務所 メゾン・ミュジカル共同代表。lit.link/MaisonMusicale
バロック・ヴァイオリン
富山シティエフエム
10月4日(水)9:30~
山下 瞬 (やました しゅん) さん

愛知県出身。高校で古楽に興味を持ったのがきっかけで音楽の勉強を本格的に始める。高校卒業後渡仏し、ストラスブール地方音楽院でモダンチェロのディプロムを取得後、パリでバロック・チェ ロとヴィオラ・ダ・ガンバの勉強を始める。パリ・サクレイ音楽院にて審査員満場一致の最優秀 の成績でバロックチェロのディプロマを取得し、ブリュッセル王立音楽院の修士課程をバロック チェロにて修了。並びにブリュッセル王立音楽院の学資課程をヴィオラ・ダ・ガンバにて卒業。 フランス音楽に熱意を注ぎ、修士課程ではバロック時代のパリのオペラにおける通奏低音に関す る論文を執筆。他にも様々な種類のチェロや奏法に精通する。 これまでにアントネッロ(日本)、Les Folies Françoises(仏)、CMBV(仏)など、フランス 国内外と日本で様々な団体と演奏する。2022年秋に日本に完全帰国。現在愛知県に拠点を置き、 関西から関東を中心に広い地
域で活動し、また後進の指導や子ども向けの音楽教育にも力を入れ る。音楽事務所メゾン・ミュジカル共同代表。(https://lit.link/MaisonMusicale)
バロック・チェロ
富山シティエフエム
8月9日(水)9:30~
中川 祥治 (なかがわ しょうじ) さん

古楽演奏を大橋敏成に師事、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・ス ミス、アントニー・ルーリー、クラウフォード・ヤングに師事。第6回、第10回山梨国 際古楽コンクールファイナリスト。名古屋を中心に日本各地でコンサートをひらき、中 国、オーストラリア、スイス、英国、米国でもコンサートを開催する。2001年以来リ サイタルを名古屋で継続開催、好評を博す。2007年より毎年地元桑名でバロック音楽 のコンサートシリーズ「バロック音楽の旅」をプロデュース、自ら出演する傍ら多くの若手演奏家にも演奏の場を提供している。主なCDおよび出版物に「バッハ、ヴァイス作品 集第1集」「同第2集」(ドイツ・アクースティカレコード)、英語教科書New Crown English Course平成9年度版および14年度版の音楽(三省堂)、バッハ:無伴奏チェロ 組曲第6番の真相(現代ギター2016年10月号)などがある。
リュート
富山シティエフエム
7月12日(水)9:30~
増野 友香 (ますの ゆか) さん Part 2

国立音楽大学声楽学科卒業。スイス・ローザンヌ高等音楽院演奏学科修士課程修了。スイス・ベルン芸術大学オペラ演奏学科修士課程修了。針谷斐子、故塚田京子、秋山恵美子、宇田川貞夫、ブリジット・バレの各氏に師事。これまでに、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」(2007三重)、オルフ「カルミナ・ブラーナ」(2010兵庫)、ヘンデル「エジプトのイスラエル人」(2016スイス・バーゼル)など国内外でソリストとして出演の他、2019年にはスイス・ビエンヌにてオペラデビュー。2009年スペイン・ダロカ国際古楽アカデミー修了。2014年ドイツ・ワイマールにてヴィヴィカ・ジュノー氏の古楽マスタークラス修了。レパートリーはバロックから日本歌曲・近現代に至るまで幅広く、特に古楽アンサンブルと数多く共演している。東海バロックプロジェクトメンバー。三重県いなべ市委託事業「いなおぺ(いなべ×オペラ)」企画統括。
ソプラノ
富山シティエフエム
6月14日(水)9:30~
増野 友香 (ますの ゆか) さん Part 1

国立音楽大学声楽学科卒業。スイス・ローザンヌ高等音楽院演奏学科修士課程修了。スイス・ベルン芸術大学オペラ演奏学科修士課程修了。針谷斐子、故塚田京子、秋山恵美子、宇田川貞夫、ブリジット・バレの各氏に師事。これまでに、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」(2007三重)、オルフ「カルミナ・ブラーナ」(2010兵庫)、ヘンデル「エジプトのイスラエル人」(2016スイス・バーゼル)など国内外でソリストとして出演の他、2019年にはスイス・ビエンヌにてオペラデビュー。2009年スペイン・ダロカ国際古楽アカデミー修了。2014年ドイツ・ワイマールにてヴィヴィカ・ジュノー氏の古楽マスタークラス修了。レパートリーはバロックから日本歌曲・近現代に至るまで幅広く、特に古楽アンサンブルと数多く共演している。東海バロックプロジェクトメンバー。三重県いなべ市委託事業「いなおぺ(いなべ×オペラ)」企画統括。
ソプラノ
富山シティエフエム
5月31日(水)9:30~
木村 チェンバ郎 (きむら ちぇんばろう) さん

1986年中部ピアノ技術専修学校研究科卒業後、6年間楽器店に勤務。1992年より母校にて指導。その間、ヨーロッパ各地、中国、東南アジアなど出かける機会に恵まれ、楽器収集、調査を行う。1998年独立。ピアノ調律、修理を中心にチェンバロをはじめとする古典楽器、民族楽器の修理、製作、製造史の研究を行う。収集した楽器は500点。近年、デジタル、AI化が進む中、“五感で感じる“をモットーに、全国各地でチェンバ郎の移動楽器博物館を開催し、好評を得ている。中でも自作のチェンバロ”アンナ”は、常にセンターを飾っている。
現在、中部楽器技術専門学校で後進の指導にあたる。キムラピアノ工房代表/菰野ピアノ歴史館理事/KI音楽文化振興協会理事/地域音楽コーディネーター
楽器史家・ピアノ調律師
富山シティエフエム
5月3日(水)9:30~
木村 恵理 (きむら えり) さん

第 16 回大阪国際音楽コンクール「アーリーミュージック部門(チェンバロ)」第 1 位。2016、 2017、2021 年にチェンバロ・リサイタル。2019 年、J.S.バッハ『チェンバロ協奏曲』のソ リストとしてセントラル愛知交響楽団と共演。2022 年『四台チェンバロと歌、ピリオド楽 器オーケストラの饗宴』にてソリストおよび第 1 奏者として日本初演作品にも携わる。ま たグレゴリオ聖歌・ルネサンスポリフォニーをネウマ譜や計量記譜による写本(当時の楽譜) で歌うスコラ・ポリフォニカ名古屋でも活動。作曲においても、東京国際芸術協会「全日本 作曲家コンクール」歌曲と重唱・合唱部門に入選。合唱団グリーン・エコー、アンサンブル・ コモド委嘱作品ほか合唱編曲多数。名古屋音楽大学授業補助員。
チェンバロ
富山シティエフエム
4月5日(水)9:30~
磯部 真弓 (いそべ まゆみ) さん

一宮市出身。名古屋芸術大学音楽学部器楽科弦管打コース卒業。同大学卒業演奏会に出演。在学時、器楽特殊研究にてバロックヴァイオリンに出会う。モダンとはひと味違う世界観に惹かれ、卒業後も研鑽を積む。現在、地元である一宮市で講師活動を行う傍ら東海地区を中心にジャンルを問わず演奏活動を行う。東海バロックプロジェクトメンバー、音楽工房ichinote副代表。大成中学高校管弦楽部弦楽器外部トレーナー。2021年4月に愛知県発の音楽家団体、音楽工房ichinote発足。立ち上げ当初から関わる。現在、一宮市の市民活動団体に登録されており「だれもが気軽に音楽を楽しめる日常生活」をコンセプトに積極的に活動を続けている。結成以来、市内近郊にて(オリナス一宮、古民家、博物館など)ワークショップ付きコンサートを行う。結成2年、通算11回公演を行い好評を博している。
ヴェイオリン
富山シティエフエム
3月8日(水)9:30~
唐田 友裕 (からた ともひろ) さん

チェンバロ製作工房carata*cembaloカラタチェンバロ代表。
名古屋市出身。1986年、高級印鑑ケース職人の祖父、工業機械設計士の父のもと、代々物作りの家系に生まれる。名古屋音楽大学音楽学部音楽学科音楽療法専攻卒業。音楽療法を廣川恵理、栗林文雄、声楽を吉見康子、故松下雅人、長屋弘子、ピアノを山﨑晴代、安田里美、バロック音楽解釈を赤津眞言の各氏に師事。
2011年、クラヴサン工房アダチ安達正浩氏に誘われ、チェンバロ製作及び調律スタッフとして勤務。2016年独立、愛知県半田市に工房を開設。2018年、蒲郡市へ工房を移転。チェンバロ、クラヴィコードの注文製作、修理、調律、コンサートサービスを行っている。日本ヘンデル協会正会員。日本チェンバロ協会、名古屋バロック音楽協会、安城音楽協会各会員。アトナリテ・クール(主宰 赤津眞言)、Cappella Cantica Nova(主宰 夏山美加恵)メンバー。
チェンバロ製作家
富山シティエフエム
2月8日(水)9:30~
杉浦 道子 (すぎうら みちこ) さん

鶯谷(岐阜)高等学校音楽科を卒業後、渡欧。ルッツェルン音楽院及びローザンヌ音楽院ピアノ科卒業後、J.マルビル女史と出会いチェンバロを学び始める。ローザンヌ音楽院チェンバロ科卒業後、ルガノ音楽院でも学ぶ。スイスではカメラータ・ドゥ・ローザンヌ、ヴェルビィエ・フェスティバル室内オーケストラ等で、通奏低音奏者としても活躍。帰国後、東海地方を中心にバロックアンサンブル、チェンバロのコンサートの企画・演奏活動、及びチェンバロ・ピアノの後進指導にもあたる。チェンバロ製作家安達正浩氏による、クリスチャン・クロールモデル(2022年完成)の楽器を所有。装飾は日本画家落合晶代氏、截金(きりかね)作家帆苅春日氏によって施される。2022年12月お披露目コンサートを開催。東海バロックプロジェクトメンバー。名古屋芸術大学非常勤講師。これまでに、チェンバロをJ.マルビル、F.ボニッツォーニ、の各氏に師事。
チェンバロ
富山シティエフエム
1月11日(水)9:30~
荻野 美和 (おぎの みわ) さん

愛知県立明和高等学校音楽科を経て愛知県立芸術大学音楽学部卒業。
ザルツブルグ、モーツァルテウム音楽院、スイス、ルツェルン音楽院のマイスターコースを受講。 大学を卒業後、名古屋フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢などの客演、室内楽の公演等、フリーランスの奏者として活動を続けるなか、古楽器に興味を持ち、勉強を始める。スペイン、ダロカ国際古楽アカデミーにてフランソワ・フェルナンデス氏に師事する。2006年、バロックヴァイオリンリサイタルを開催。名古屋市民芸術祭参加公演として採択される。アンサンブル・クロチェット(チェンバリスト鈴木美香主宰)に参加、公演を行う。
東海バロックプロジェクト創立時よりメンバーとして活動を行い、2016年あいちトリエンナーレの参加公演としてオペラ「ポッペアの戴冠」を企画、創作に携わる。この公演は第12回名古屋ペンクラブ賞を受賞。現在、愛知県を中心に演奏活動、指導に当たっている。
バロックヴァイオリン
富山シティエフエム
12月14日(水)9:30~
戸﨑 廣乃 (とざき ひろの) さん

母の主宰する静岡児童合唱団にて幼少より音感教育を受ける。高校2年の時にチェンバロに出会い始める。上野学園大学卒業。同大学専攻科修了。英国王立音楽大学卒業。ドイツ国立ケルン音楽大学にて最高栄誉賞付芸術家ディプロマ、国家演奏家資格を取得。チェンバロを渡邊順生、K.ハウグサン、S.センペの各氏に師事。日本各地でのリサイタルに加え、音大卒業生による御前演奏会(赤坂御所)出演。『バッハ・コレギウム・ジャパン』『チェコ・フィル八重奏団』『ロンドン室内管弦楽団』『名フィル』『富士山静岡交響楽団』等と協奏曲など共演。イギリス、ドイツ、ブルガリア、韓国他国内外において広く活躍。ソロCD「アルマンド」(2002)、「F ~フランスのクラヴサン音楽」(2014)。「平成21年度静岡市芸術文化奨励賞」「平成27年度静岡県文化奨励賞」受賞。上野学園大学非常勤講師。音楽青葉会会長。『東海バロックプロジェクト』代表。
チェンバロ
富山シティエフエム
11月30日(水)9:30~
青島 由佳 (あおしま ゆか) さん

静岡市出身。武蔵野音楽大学·器楽学科卒業後渡欧。モーツァルテウム音楽大学IGP科でフルート及びフルート指導法を、ミュンヘン音楽大学院でフラウト·トラヴェルソを学び優秀な成績で卒業。オーストリア国家フルート指導資格を取得。
これまでにフルートを湯澤多栄子、佐野悦郎、ベアトリス·レンチュ、トラヴェルソをマリオン·トロイペル=フランク、室内楽をドロテー·オーバーリンガー、クリスティーネ·ショルンスハイムの各氏に師事。バルトルド·クイケン、カール·カイザー各氏を始め、様々な講習会に参加し研鑚を積む。第19回「静岡の名手たち」オーディション合格。現在は自ら企画も手がけ、第17回静岡音楽館AOI コンサート企画募集事業、2019年度グランシップ提携公演事業、公益財団法人静岡県文化財団 第1回ふじのくに#エールアートプロジェクトに採択されるなど、演奏活動と指導に意欲的に取り組んでいる。AOSHIMA MUSIC WORKS代表。東海バロックプロジェクトメンバー。https://yuka-aoshima.com/
フラウト・トラヴェルソ
富山シティエフエム
11月16日(水)9:30~
小谷 智子 (こたに ともこ) さん

北海道札幌市出身。出身中学校のリコーダー部でリコーダーアンサンブルを経験していくうちに、リコーダーの世界に興味を持ち始める。 札幌大谷高等学校音楽科に進学し、リコーダーを原田文夫氏に師事。その後、桐朋学園大学古楽器科では、花岡和生氏に師事。副科でバロックオーボエを習い、本間正史氏に師事。 大学卒業後、第 16 回古楽コンクール<山梨>で入選。また、東京リコーダー協会に所属し、 東日本・北日本の小学校でリコーダーを指導。 帰郷後、札幌大谷高等学校音楽科、札幌大谷大学のリコーダー非常勤講師として勤めながら 演奏活動を開始。現在、名古屋市在住。NHK 文化センター名古屋教室リコーダー講師の他、東海バロックプ ロジェクトのメンバーとして室内楽を中心に活動中。
2015 年、江崎浩司氏の CD『甦るソナタ J.S.バッハ』の録音に参加している。(BWV1039 第 2 パート)
リコーダー
富山シティエフエム
11月2日(水)9:30~
森 洋子 (もり ようこ) さん

福岡市出身。福岡女学院高校音楽科、愛知県立芸術大学及び同大学院(ピアノ科)を修了後、桐朋学園大学研究科古楽器科修了。チェンバロを有田千代子氏に学ぶ他、イギリス、イタリア、ドイツ等の講習会に参加し、故ロベール·コーネン、グレン·ウィルソン、イェスパー·クリステンセン等各氏の指導を受け研鑽を積む。1991年アメリカ "Southeastern Historical Keyboard Society"主催のチェンバロコンクールで優勝。'93年アメリカ議会図書館のコンサートシリーズへ招聘。同年「第7回古楽コンクール山梨 チェンバロ部門」にて第3位を受賞。
''94年~'06年 国立音楽大学非常勤講師。'06年より函館を本拠とする。
ノンジャンルのユニット"Cembalism!"リーダー、"イル·テアトリーノ" メンバー。2017 (平成29) 年度 函館音楽協会賞受賞。現在、札幌大谷大学、函館工業高等専門学校、各非常勤講師。
チェンバロ
富山シティエフエム
10月19日(水)9:30~
丹沢 広樹 (たんざわ ひろき) さん

2000年より国内外で研鑚を積む。08年「Cembalism」の録音に参加、翌年NH K-FMに収録曲で生出演。同年「ソナール・カンタンド」での公演が月刊「音 楽の友」誌にて『国内の年間コンサートベスト10』に選ばれ、2010,12年伊ブ レーシャ国際音楽祭に招聘され演奏。12年よりピアソラ5重奏団を複数主宰。 13年より鍵盤奏者の杉本周介と八ヶ岳を拠点に古楽プロジェクトを継続中。14 年「ソナ・カン」の初アルバム『ケルティック・バロック』に、15、17年『コ ントラポントのヴェスプロ』の収録に参加。2016年より神奈川を拠点に室内楽 シリーズ『楽壇の巨匠たち』を企画、進行中。2019年、Buxtehude作曲 『Membra Jesu Nostri』を静岡音楽館AOIで手掛ける。ルネサンス~現代のジャ ンルを超越した奏法を実践する傍ら、弦楽器奏者の目線でクラシック音楽史を 紐解くプロジェクト『Vittorio Barocco』を2021年始動。
ヴァイオリン・弦楽器奏者
富山シティエフエム
10月5日(水)9:30~
杉本 周介 (すぎもと しゅうすけ) さん

米国、スイスで作曲、チェンバロ、ピアノ、オルガンを学ぶ。16~18世紀の様々な鍵盤楽器を中心に国内各地で演奏活動を行っている。古楽アンサンブル「コントラポント」「山梨バッハ アカデミー・バロックオーケストラ」「東京古楽団」その他多数の古楽アンサンブルで通奏低音奏者を務めてきた。バロック音楽がより親しみやすくなる楽しいトークコンサートを多数プロデュースしているほか、作編曲の活動、鍵盤楽器とアンサンブルの指導やワークショップも行っている。2013年から地元長野県原村で続けてきたシリーズ「古楽コンサートin八ヶ岳」は今年で二十五回を迎える。2020年軽井沢の修道院に設置されているオルガンの名器で録音したスウェーリンクの名曲集CD「定旋律の煌めき」をリリース。八ヶ岳の麓に在住し、日々畑を耕したり森を歩くなど、自然の中での生活を大切にしている。「はらむら古楽祭」事務局メンバー。
鍵盤奏者
富山シティエフエム
9月21日(水)9:30~
上野 訓子 (うえの くにこ) さん

大阪音楽短期大学器楽科卒業後、コルネットを濱田芳通、B.ディッキー、W.ドンゴワ、J.テュベリの各氏に師事。スイス·バーゼルスコラカントゥルムにて学んだ後、渡仏。パリ市高等音楽院古楽科にて、コルネット奏者として同音楽院では初のディプロマ取得者として満場一致で卒業。ヨーロッパの主要古楽アンサンブルのメンバーとして各地のコンサートやオペラ、録音、テレビに出演。近年にはコンチェルト·イタリアーノ東京·神奈川公演、バッハ·コレギウム·ジャパン定期演奏会、CD録音、新国立劇場のオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」に参加。関西ではコルネット とサクバットによるアマチュアグループ「ヒストリカル·ウィンドアンサンブル」を立ち上げ指導を行うなど、活動を展開している。
コルネット
富山シティエフエム
9月7日(水)9:30~
森本 秀希 (もりもと ひでき) さん

和歌山県橋本市出身。京都市立芸術大学修士課程修了。修了時に京都市長賞受賞。同大学博士後期課程満期退学。フルート・リコーダー・篠笛等様々な笛を持ち替えることの出来る稀有な奏者であり、30種類以上の様々な笛を使用し、個性あふれる演奏会やワークショップを行っている。2007年と2015年に京都、2008年大阪、2014年ハンブルクで、2017年東京でリサイタルを開催。2013年日本フルートコンヴェンションコンクール・アンサンブルアワード部門第1位、2017年京都芸術祭 京都新聞社賞など受賞。これまでにフルートを安藤史子、伊藤公一、大嶋義実、白石孝子の各氏に師事。古楽器を竹林秀憲、リザ・ベズノシウク、マルク・アンタイの各氏に学ぶ。能管を左鴻泰弘氏に、篠笛を藤舎貴生氏に師事。大阪交響楽団フルート奏者を経てテレマン室内オーケストラフルート奏者。そのほかアンサンブル・リュネット、現代音楽アンサンブルnext mushroom promotion、京都バロック楽器アンサンブルのメンバーとしても活動している。ムラマツフルートレッスンセンター講師、月光堂楽器店古楽器科講師。
フラウト・トラヴェルソ/ リコーダー
富山シティエフエム
8月24日(水)9:30~
染田 真実子 (そめだ まみこ) さん

奈良県桜井市出身。小学生の頃にチェンバロの音色に惹かれ、その後チェンバロを始める。桐朋学園大学音楽学部、同研究科修了。テレマン室内オーケストラで活動後、渡仏。ストラスブール音楽院専門課程、ストラスブール大学及びストラスブール高等音楽アカデミーにて大学院演奏科修了。中野振一郎、有田千代子、Aline Zylberajchの各氏に師事。20c以降の作品の研究・演奏活動を開始し、帰国後も様々な作曲家とともに初演活動に積極的に取り組む。Music of Our time 2019(現音)に選抜され、電子音響と調律法の可能性に焦点を当て東京オペラシティにてソロリサイタルを開催。桐朋学園大学附属大阪教室非常勤講師。メルルノワール音楽サロン・音楽教室主宰。チェンバロの指導とともに、関西関東を中心に演奏活動を展開する。Prix Annelie de Man第2位受賞(蘭)。カギ編みとお菓子作りが好き。
チェンバロ
富山シティエフエム
8月10日(水)9:30~
小川 園加 (おがわ そのか) さん

岡山県岡山市出身。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒。桐朋学 園での授業「古楽実習」を通して古楽に興味を持ち、チェンバロを始める。
2007年同校古楽器研究科修了。同年より渡欧し、ストラスブール音楽院研究 過程(cycle de spécialisation)、バーゼル・スコラ・カントールム修士課程、フ ライブルク音楽大学アドバンスト•スタディ課程にてチェンバロを学ぶ。2014
年帰国。チェンバロ教室「テルツァ・プラティカ」、「岡山チェンバロ•バ ロック音楽愛好会」を主宰。 バッハの言う「カンタービレ」とは何かを探る意図で2017年よりバッハシ リーズを開始。2022年7月にはシリーズ第5回「平均律クラヴィーア曲集第一 巻」全曲演奏を行う。
チェンバロを有田千代子氏、アリーヌ•ジルべライヒ氏、アンドレア•マル コン氏、ロバート•ヒル氏に師事。またフランソワーズ•ランジュレ氏にはと
りわけフランス音楽について薫陶を受ける。
チェンバロ
富山シティエフエム
7月27日(水)9:30~
佐藤 亜紀子 (さとう あきこ) さん

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。ドイツとスイスリュートをK. ユングヘーネル、H. スミス 各氏に師事。帰国後7年間、東京芸術大学音楽学部古楽科の教育研究助手を務める。独奏 及び通奏低音奏者として演奏活動中。ジョン・ダウランドの歌曲を演奏する「セブンティ アーズコンソート」、中世音楽を演奏する「メネストレッロ」、ヴィヴァルディの作品を 中心に演奏する「ラ・ストラヴァガンツァ東京」メンバー。NHK「らららクラシック」で はリュートとビウエラを演奏。CD「ララバイ~イギリス・ルネサンス期のリュート音楽」 をリリース(2014) 。2021年には歌手の高橋美千子氏との古楽ユニット「たまひび」で ファーストアルバムをリリース。アイゼナハ音楽院リュートクラス講師。Youtubeにて様々 なタイプのリュートの演奏動画を公開。アトリエ楽古 https://www.atelierlakko.com
リュート
富山シティエフエム
7月13日(水)9:30~
小野 和将 (おの かずまさ) さん

静岡県浜松市出身。 洗足学園音楽大学音楽学部にてトロンボーンを専攻。同大を卒業後渡仏し、パリ地方音楽院、ヴェルサイユ 地方音楽院トロンボーン科に入学。 トロンボーンと並行してヴェルサイユ音楽院とヴェルサイユ大学提携の修士課程でサクバットを学び、同課 程を修了。修了リサイタル「サクバットの黄金期」を行う。 完全帰国後、浜松を拠点にフリーランスのサクバット、トロンボーン奏者として活動。古楽器を使用したル ネサンス、バロック音楽の演奏会への出演、また、古楽器や古楽奏法についてのレクチャーも行う。 サクバットをクレア・マッキンタイア、ジョン=ジャック・エルバンに、トロンボーンを栗田雅勝、ジャッ ク・モージェ、ギヨーム・コテ=デュムーランの各氏に師事。
ホームページ : https://kazumasaono1664.wixsite.com/trombone
サクバット/ トロンボーン
富山シティエフエム
6月29日(水)9:30~
平出 智子 (ひらで ともこ) さん
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滋賀県出身。渡仏後。パリ郊外オルセー市音楽院古楽科にてクラヴサンを始める。以降古楽の世界にひたり、同音楽院にてクラヴサン、古楽オルガン、通奏低音のディプロムを取得。同音楽院パーフェクションコースを審査員一致で最優秀の評価を得て終了後、パリ・サクレィ大学大学院で修士号取得。修了公演で歴代最高点と「ここ10年で一番美しかった演奏会」と評価を受ける。クラヴサンをM・デヴェリテ、古楽オルガンをX・ウスタッシュ、通奏低音をP-A・プレ-ヴェップ、室内楽をJ-P・ニコラ各氏に師事。CMBVにて数々の講演に参加。またS・クイケン、E・ガッティ、R・コーネンらのマスタークラスに参加し研鑽を積む。ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂コンサートをはじめ欧州、日本でさまざまなお音楽プロジェクトに参加。ソリスト・通奏低音奏者をとして活動している。12世紀のイタリア・フランス音楽を得意とし「時間の共有」を大切にした演奏を目指す。
チェンバロ
富山シティエフエム
6月15日(水)9:30~
橋詰 シャフィック (はしずめ しゃふぃっく) さん

大阪音楽大学短期学部卒業、パルマ国立音楽院チェロ科にてディプロマを取得、同音楽院にてヴィオラ・ダ・ガンバ科修士課程を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。チェロを上塚憲一氏、E コンティーニ氏に師事。バロックチェロをC ボエルスマ氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバをR ジーニ氏に師事。また、様々な室内楽マスタークラスを受講し研鑽を積む。在学中にパルマ国立音楽院新人演奏会出演。イタリア各地にてバロックを中心にソロ、室内楽、オーケストラなどで活動する。amicimusiciの代表としてコンサートの企画や舞踊作品での演奏、その他アンサンブルへのゲスト出演などを行ないチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの講師として指導も精力的に行なっている。2021年から年3回のバロック室内楽の定期的コンサートをamicimusici主催で開催している。
ヴィオラ・ダ・ガンバ/ バロック・チェロ
富山シティエフエム
6月1日(水)9:30~
大内山 薫 (おおうちやま かおる) さん

京都市立芸術大学を経て同大学院を首席修了。大学院賞受賞。博士課程にて学ぶ。在学中より京都フィルハーモニー室内合奏団などで活躍し、その後古楽の研鑽を深めるために渡欧。デンハーグ王立音楽院古楽科にてバロックヴァイオリンを寺神戸亮氏に師事しディプロマを取得する。仏シャンゼリゼ管弦楽団より2年連続で全額スカラシップを受け古楽音楽祭Festival de Saintesに参加。福岡古楽音楽祭、北とぴあ国際音楽祭など国内外の古楽音楽祭、コンサート、録音、オペラに多数出演。またソリスト、コンサートマスターとして様々な団体から招聘を受け活動の幅を広げている。
現在は関西を拠点とし、自身のために作られたバロックヴァイオリンとバロック弓での演奏活動を精力的に行っている。これまでにヴァイオリンを長谷川孝一、石川誠子、久合田緑の各氏に師事。レ·ボレアード、アンサンブル·プリンチピ·ヴェネツィアーニ(初期バロック)のメンバー。
バロック・ヴァイオリン
富山シティエフエム
5月19日(水)9:30~
和田 健太郎 (わだ けんたろう) さん

京都市立芸術大学、ベルリン芸術大学をトロンボーンで卒業。ライプツィヒ音楽大学をバロックトロンボーンで卒業後、バーゼルのスコラ・カントルムでも研鑽を積んだ。トロンボーンを呉信一、シュテファン・シュルツの各氏に、サクバットをセバスチャン・クラウゼ、シャルル・トゥートの各氏に師事。ラウテンカンパナイベルリン、カペラデラトーラ、ベルリン古楽アカデミー、ドレスデンバロックオーケストラ、ドレスデン室内合唱団、コレギウム1704等でドイツを中心にスイス、オランダ、オーストリア、チェコ、ポーランドなど、ヨーロッパ各地で演奏会に出演。またCD録音の参加やラジオ放送にも数多く出演した。日本では、プチンチピ・ヴェネツィアーニやアントネッロにびわ湖ホール声楽アンサンブルの定期公演、新・福岡古楽音楽祭でモンテヴェルディの「オルフェオ」やダ・ヴィンチ音楽祭in川口にも参加。
サクバット
富山シティエフエム
5月4日(水)9:30~
得丸 幸代 (とくまる ゆきよ) さん

京都市立芸術大学音楽科卒業。トランペットを有馬純昭、八馬俊也の各氏に師事。C.シュリューター、杉木 峯夫、北村源三、各氏のレッスンを受講。 モスクワにて、マキシム・シュトーダ氏のプライベートレッスン受講。 第8回ソリストコンテストにて奨励賞受賞。第4回K作曲コンクールにて奨励賞受賞。 また、木管コルネット(ツィンク)を濱田芳通、上野訓子の各氏に師事。 ボローニャにて、ブルース・ディッキー氏に師事。トゥールーズにて、ジャン・ピェール・カニアック氏の プライベートレッスン受講。 現在、iichikoグランシアタジュニアオーケストラトランペット講師。後進の指導の傍ら、2015年より(公財) 大分県芸術文化スポーツ振興財団の登録アーティスト『フェリーチェ楽団』として活動中。
コルネット
富山シティエフエム
4月21日(水)9:30~
松田 洋介 (まつだ ようすけ) さん

兵庫県揖保郡太子町出身。
12歳よりトロンボーンを始める。 京都市立芸術大学音楽学部首席卒業、 及び同大学大学院音楽研究科修了。 学部卒業時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞する。 関⻄新人演奏会、ヤマハ新人演奏会、姫路市新人演奏会、関⻄トロン ボーン協会フェスティバルの推薦演奏に出演。 ドイツ国立ミュンヘン音楽大学(Meisterklasse)卒業。 ユーディー・メニューイン基金”ライブミュージックナウ”のオーディ ションに合格しドイツの各地で演奏。 ドイツ、アンデックスにてカール・オルフ音楽祭に出演。 トロンボーンを呉信一、
ヴォルフラム・アルントの両氏に師事。 現在、関⻄フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン奏者。 サクバット、古楽器を用いての演奏活動を行い、 これまでにアンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニに参加の他、 関⻄で古楽器を使用するオーケストラに参加。 おかやま国際音楽祭、福岡古楽音楽祭に出演。
サクバット/ トロンボーン
富山シティエフエム
4月7日(水)9:30~
湊 仁美 (みなと ひとみ) さん

トランペット:
京都市立芸術大学音楽学部、ドイツ•デトモルト音楽大学卒業。関西フィルハーモニー管弦楽団、テレマン室内管弦楽団等各オーケストラに賛助出演。文化庁芸術鑑賞会等に出演。
コルネット(cornetto)∶
スペイン•カタルーニャ州立音楽大学及びバルセロナ州立自治州大学による大学院卒業。Philippe Matharel 、Jean Pierre Canihac、Francisco Rubioの各氏に師事。スペイン、フランス、ドイツ、韓国各地にて演奏会に出演。
2010年渡邊順生氏サントリー音楽賞受賞記念「聖母マリアの夕べの祈り」にて日本デビュー。スペイン•ダロッカ古楽祭に参加し、研鑽を積む。
京都バッハ合唱団、古楽アンサンブル コントラポント、アンサンブル•プリンチピ•ヴェネチアーニ等の演奏会に出演。
現在、神港学園高等学校非常勤講師及びフリーの演奏活動、自己の演奏研究に努めている。
2022年11月文化庁芸術鑑賞会に出演予定。
コルネット/ トランペット